オークションNEWS

クーンズの超大作-室内展示できなくてオークション

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大道芸などでよく見かける、細長い風船でつくる “ プードル犬 ”。子供の頃、目の前で、細長い風船が見る見るうちに、プードルのような犬に変身していく様に、心躍らされたのではないでしょうか。
そんな風船の犬を磁器で制作してしまったのが、ジェフ・クーンズです。

ジェフ・クーンズは、アメリカのアーティストで、キッチュなイメージの作品で知られていますが、

今回の新作《バルーン・モンキー(オレンジ)》、見方によってはキッチュ。しかし、間近で見たら、そのあまりの大きさに、キッチュと思うかたは、少ないのではないでしょうか。

というのも、高さ3.8メートル、長さ6メートルもの大作ですから。

世界有数の英収集家が購入し、完成まで8年もの歳月を要した大作でしたが、
出来上がったステンレス彫刻は、あまりにも大きすぎた。

英ロンドンのデリア・アート・センターで展示する予定で、場所も確保していたのだが、
出来上がった作品が予想以上の大きさで、室内に入らず、屋外展示でも大きすぎることが判明。

そこで、今回2014年11月12日の米ニューヨークの競売にかけられました。
当初2000~3000万ドル(約21億3600万~32億400万円)と予想された競売ですが、
結果は、約2600万ドル(約30億円)となりました。

落札者は不明ですが、この作品を落札すれば、すぐに情報が漏れてきそう。
ぜひ、実際に見てみたい。

2014年11月13日 渡木章浩

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