買いたい・探したい

NEWS

今週のアート業界

今週のアート業界 

MutualArtが配信するニュースから、今話題のアートネタをピックアップ。
今週アート業界におこったアレコレを、Curioオーナー渡木のコメントと共にお伝えします。


—–


Christo, Artist Who Wrapped the Reichstag, Dies Aged 84

 クリスト、ドイツ国会議事堂を包んだアーティスト、84歳で亡くなる

 

ブルガリア出身のアーティスト、クリスト。妻であるジャンヌ・クロードと共に、大規模なパブリック・アートに挑み続けました。

※キュリオ・渡木コメント
「数年前に来日していましたね。ご冥福をお祈りします」


—–


・Citing Killing, Walker Art Center Says It Will Suspend Use of Police Services for Special Events

 ジョージ・フロイド殺害を理由に、ウォーカー・アート・センターは、イベントで警察の助けを借りることを一時見合わせる

 

美術館は、ミネアポリスの警察官がジョージ・フロイド事件の責任を負い、彼らが敬意をもってアフリカ系アメリカ人を扱うことを希望しています


—–


Monuments Across the US Are Toppled, Damaged as Protests Over George Floyd’s Death Continue

 ジョージ・フロイドの死をめぐる抗議が続く中、米国中のモニュメントが倒され、破壊される

 

デモ参加者が、かつての南軍の記念碑や白人の覇権を象徴する公共の作品などを傷つけていて、議員は、破壊を鎮圧するために州兵の動員をかけました


—–


More Than 1,500 Hong Kong Artists, Academics Protest China’s New National Security Legislation

 1,500人を超える香港のアーティストと学者が、中国の新しい国家安全保障法に抗議

 

立法計画は木曜日に全人代を通過、国を転覆、脱退する行為、また政治組織を含む国家安全保障に対する脅威と見なされる可能性のある行為を抑制する権利を付与しました。

※キュリオ・渡木コメント
「政治的なことで、アーティストの創作活動に悪影響が出ないことを望みたい」


—–

South Korea Re-Imposes Some Coronavirus Restrictions After Spike in New Cases

 韓国では、新たなコロナウィルスのケースが急増、再び規制が行われる

 

博物館、公園、アートギャラリーはすべて、金曜日から2週間にわたって再び閉鎖され、当局は感染経路を特定するのに苦労しています。

※キュリオ・渡木コメント
「今後も同様のことが世界各国で継続されるだろう。キュリオが2月にイタリアで落札した作品は、運送会社が閉鎖命令を受けたため、まだ発送されません」


—–


Louvre to See 70 Percent Drop in Attendance After Planned July Reopening

 ルーヴル美術館、7月に再開予定で、来館者数が70%低下すると予想

 

通常、ルーブル美術館は1日あたり10,000〜15,000人の訪問者を迎え、世界で最も訪問されている施設の1つとなっています。


—–


・This Massive 20,000-Square-Foot Mural Honors COVID-19 Healthcare Workers and Victims

 この巨大な20,000平方フィートのミューラルアートは、COVID-19医療従事者と被害者に敬意を表しています

 

フェイスマスクとヘッドカバーを着用して、ミューラルアートで描かれた医師は、ニューヨークでのパンデミックとの戦いで命を落とした、ラテン系医師のYdelfonso Decoo博士です。


—–

Florida Man Who Bought a Rothko From Sotheby’s Using a Stolen Identity Sentenced to 4.5 Years in Prison

 サザビーズの盗まれたアイデンティティの使用し、ロスコを買ったフロリダの男、刑務所で4.5年の刑を宣告される

 

このインテリア・デコレーターは、彼の裕福なクライアントの資格情報を使用して、ギャラリー、オークションハウス、コレクターからアートを購入するための詐欺を働いた陰謀の罪で、有罪判決を受けました。

※キュリオ・渡木コメント
「信頼を悪い方向に利用してしまった一例。すぐにバレてしまうのは、明白なのに」





※この記事は、MutualArt Magazineの掲載記事「The Art World This Week」の抄訳です。

一覧ページに戻る
お問い合わせ 資料請求