ジュリアン・オピー
Julian Opie
1958年 -
ジュリアン・オピーは、ロンドン生まれ、イギリスの現代美術界を代表するアーティストのひとりです。彼の作品は、限られた要素で表現する簡略化された作風が特長。確かなデッサン力から生み出されたモダンな作品の数々は、アート界のみならずカルチャーシーンで注目されています。
彼の作品は、色彩のコントラストが目を惹く作品が多く、風景や人物などのテーマを徹底的に単純化して描いています。これは、日本美術にも造詣が深く、広重や歌麿などの浮世絵の収集家でもある彼ならでは。日本美術が作風へも大きく影響していると言えます。
ジュリアン・オピーの作品は、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、テートギャラリー、ステデリック美術館など世界の主要な美術館に収蔵されています。日本でも、東京国立近代美術館、国立国際美術館等にコレクションされています。