李禹煥 (リ・ウーファン)
Lee U-Fan
1936年 -
李禹煥は、大韓民国慶尚南道生まれのアーティストです。1956年に来日して以来、日本を拠点にアーティスト活動を展開しています。1961年日本大学文学部哲学科卒業したのち、多摩美術大学名誉教授となりました。
李禹煥は、前衛的な芸術表現を追求した作品を制作。1968年頃から起こった「もの派」運動の柱として知られ、絵画、彫刻、詩、美術評論と多岐にわたる作品で世界的に活躍しています。
主な展覧会は、2001年「Lee Ufan」展(ボン市立美術館・ドイツ)、2005年個展「李禹煥余白の芸術」展(横浜美術館)、2007年「Resonance」展(ヴェネチアビエンナーレ・イタリア)、2008年「LEE UFAN」展(ブリュッセル王立美術館・ベルギー)、2011年「無限の提示」(グッゲンハイム美術館、アメリカ)など。作品の制作だけでなく、美術批評を手掛けるなど多彩な才能を発揮しています。