マーク・クイン
Marc Quinn
1964年−
マーク・クインは1964年にロンドンで生まれ、現在も同地を拠点に活動するアーティストです。ケンブリッジ大学で美術史を学び、1984年頃から彫刻家として活動を開始したクインは、イギリスの90年代アートシーンを席巻したYBA(Young British Artist)と呼ばれるコンテンポラリーアーティスト集団の代表格の一人とされています。
身体、遺伝学、アイデンティティ、環境、メディアなどをテーマに様々な素材を利用し、「現在の世界で人間であることは何か」を探るクインの作品には、芸術の域を超えた表現方法で生命の根源をセンセーショナルに表現するものも見られます。代表作は、型取りした自身の頭部に約5リットルの自らの血液を流し込み冷凍保存した「Self」、2012年ロンドン・パラリンピックの開会式発表された、生まれつき四肢の長骨のない画家アリソン・ラッパーの巨大モニュメント、ヨガのポーズをとるイギリスのファッションモデルファッションモデル ケイト・モスの黄金に輝く彫刻などがあります。
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http://marcquinn.com/