ホセ・パルラ
Jose Parla
1973年−
ホセ・パルラは1973年、マイアミ生まれのアーティストです。1980年代前半、10代の頃からアーティストとして活動を始め、マイアミのストリートに作品を残してきました。その才能に気づいた高校の教諭の勧めで、サバンナ美術大学とニューワールド・スクール・オブ・アーツでペインティングを学び、現在はブルックリンを拠点に活動しています。抽象画とカリグラフィーのちょうど中間にあるようなパルラの作品は、大小様々なサイズ、絵の具やペンキ、コラージュなど多様な素材を使って、いくつものレイヤーが折り重なるように描かれ、その中には常に物語が隠されています。近年ではニューヨークのワン・ワールド・センターのロビーに設置された約27メートルの大規模な壁画や、バークレーセンター(ブルックリン)の壁画を手がけ、2012年ハバナ・ビエンナーレでのJR(フランス人アーティスト)とのコラボプロジェクト「Wrinkles of the City:Havana」は「Best U.S. Premiere Documentary Short in 2013」で大賞を受賞し、大きな話題となりました。
パルラはジャクソン・ポロックやジョアン・ミッチェルのようなアメリカの抽象表現主義の系譜を引き継ぐ作家として世界的な注目を集めており、現代のアーティストたちに大きな影響を与えています。日本を含め世界各国で展覧会を開催し、多くの著名人がパルラの作品をコレクションしていることでも知られています。
▼公式サイトはこちらから
http://www.joseparla.com/