エリック・フィッシュル
Eric Fischl
1948年−
エリック・フィッシュルは1948年にアメリカ・ニューヨークで生まれた、新表現主義の画家・彫刻家です。フェニックス・カレッジやカリフォルニア芸術大学で美術を学び、1975年にノバスコシア州で初の個展を開催します。1987年にニューヨークに移り、以降ニューヨークを拠点に活動しています。
フィッシュルは絵画、彫刻、版画など複数のメディアを用いて伝統的な「絵画」を現代的なものに再構築し、1970年代から80年代にかけてのアメリカの中流階級の生活を写実的に描き出した大規模な作品で知られています。作品の根底には強烈なセクシュアリティが存在し、覗き見をして誰も知らない秘密を知ってしまったかのようになる瞬間が描かれていることが多く、アメリカの多くの人々の生活に潜む暗く不穏な背景を表現しています。フィッシュルは国際的に高く評価され、その作品は世界中の著名美術館に展示されているだけでなく、1000以上の出版物に掲載されています。またその並外れた業績は、20世紀後半から21世紀初頭にかけて最も影響力のある具象画家の一人として知られています。
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http://www.ericfischl.com/