青島千穂
Chiho Aoshima
1974年-
青島千穂は村上隆率いるカイカイキキに所属し国内外で活躍する日本の現代アーティストです。浮世絵師の葛飾北斎や日本ポップカルチャーの線形美学の影響を受け、主にソフトウェアプログラムのアドビ・イラストレーターを使用したクロモジェニック、プリントアウト作品を主流としていましたが 後にデジタルアニメーションや彫刻作品を経て 直筆作品へと移行し、近年では陶芸作品なども手掛けています。
彼女の作品には少女や可愛いらしい動物たち、怪しげな妖怪や亡霊などが登場し 自然界と人工的世界の両方をダイナミックに取り扱いながら「異世界との対話」という世界観をシュールに表現しています。
『作品を発表する場があるからこそ もっと軽く、もっとハッピーなイメージを作らなくては と感じることがあります』
『でも私は 暗くて不穏な世界を描くのが好きなのです。もちろん 結局はそれも可愛いはずなのです』
青島は1974年東京生まれ、法政大学で経済を学んだ後アート制作に専念することを決意しました。彼女の絵はスーパーフラットの美学と視点を念頭に置いて作られています。
彼女の作品は ノースカロライナ大学オークランド・アート・ミュージアム、シカゴ現代美術館、ピッツバーグのカーネギー美術館、シアトル美術館などのコレクションに含まれています。
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