リノカット/Linocut
リノリウムと呼ばれる合成樹脂材(樹脂や木紛、コルク粉などを亜麻仁油と混ぜたものを ジュートなどの布に塗布して固めた素材)を彫って版にする版画の凸版技法のひとつ。 リノリウムは安価で刷りに対して丈夫で、木材よりも柔らかく、木目の制約を受けないため、どの方向にも無理なく彫ることができる。ただし、柔らかいので細い線が描きにくく、繊細な描写よりも大胆な線や形を生かした作品に向く。 マティスやピカソなどはこの技法をよく利用した。
ART WORDS
リノリウムと呼ばれる合成樹脂材(樹脂や木紛、コルク粉などを亜麻仁油と混ぜたものを ジュートなどの布に塗布して固めた素材)を彫って版にする版画の凸版技法のひとつ。 リノリウムは安価で刷りに対して丈夫で、木材よりも柔らかく、木目の制約を受けないため、どの方向にも無理なく彫ることができる。ただし、柔らかいので細い線が描きにくく、繊細な描写よりも大胆な線や形を生かした作品に向く。 マティスやピカソなどはこの技法をよく利用した。