ヘンキ・コエンジョロは1963年、インドネシア・ジャワ島に生まれた写真家です。11歳の誕生日に初めてカメラを手にしたことが写真家を目指す序論となり、アメリカ・カリフォルニア州にあるブルック写真学校で写真とマルチメディア制作を学ぶと、映画制作とファインアート写真の両分野でプロとしての道を歩み始めました。

ジャワ島へ戻ってからは、ジャカルタを拠点にビデオグラファー、ビデオエディターとして自然ドキュメンタリーや企業紹介などの撮影を手掛けるかたわら、人生の表現の旅の中で自分の本当の目的とは何かを考えながら光と影、陰と陽の境界線を探り、ミニマリズムの中に存在する複雑さを表現するべく、モノクロ写真という芸術に没頭しています。

「写真とは、内に秘めた魂を表現する手段であるだけでなく、いまだかつて見たことのないものや言葉で表現されたことのない世界を写し出す手段」と語るヘンキは、自然の神秘的な美しさを探求するという欲求を満たすべく芸術写真の基本技法を駆使し、センスと感受性を磨いてきました。ヘンキはPX3アニュアル・フォト・コンペティションで複数回の入賞を果たしているほか、数多くの賞を受賞しており、各国で展覧会を開催し、また多くの写真集も出版しています。

 

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http://www.hengki-koentjoro.com/