ロー・エスリッジはフロリダ州マイアミ生まれの写真家でありアーティストです。彼は商業写真家としての仕事と、アーティストとしての仕事を同じようにこなしています。両者を隔てる境界線を曖昧にしながら、エスリッジは 包括的であると同時に私的なイメージを生み出し、しばしばユーモアとシニシズムの間を行き来します。これらの動機は互いに作用し合い、個人的なものへの回帰も、集合的な経験を伝えるために拡大することもできるという 写真のメカニズムについての継続的な調査へと発展してゆきます。
2016年から2017年、シンシナティの現代美術センターで、エスリッジの作品を包括的に調査した初の展覧会が開催されました。2020年エスリッジは ノルウェーのホヴィコッデンにあるヘニーオンスタッド美術館で開催された 写真の分野で実験的に活動する国際的アーティストを紹介するトリエンナーレ「New Visions」に参加しました。
彼の作品はニューヨークのMOMA/PS1やロンドンのバービカン・センター、カーネギー美術館、ホイットニー・ビエンナーレ(2008年)、ニューヨーク近代美術館、フランスのアルル国際写真フェスティバルなど 世界各地の施設で幅広く展示されています。
エスリッジは現在ニューヨークを拠点に活動しています。
彼の作品は シカゴ美術館、カーネギー美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、ベルギーのゲント現代美術館(S.M.A.K.)、ロンドンのテート・モダン、ウォーカー・アート・センター、ホイットニー美術館 などのパーマネントコレクションに所蔵されています。
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http://www.roeethridge.com/