アラン・セシャス
Alain Séchas
1955年―
アラン・セシャスはフランスのアーティストです。人型の猫や骸骨、風船頭の人物などカートゥーン風のキャラクターの絵画や彫刻、ビデオ、インスタレーションなどで知られています。ユーモラスな彼の作品は カートゥーンのように分かりやすく親しみやすい外見で 権威を装った陰謀的な理性が子供たちを抑圧している様を描いたり、人間の賞賛すべき点と軽蔑すべき点を反映し、無意識に蔓延する社会悪や不条理を批判しています。
彼は2011年にフランスの芸術文化勲章を受章しました。近年では抽象画にも取り組んでいます。
彼の作品はナント美術館、パリのパレ・ド・トーキョー、ドイツのボン美術館などでの個展や、スイス・ジュネーヴ近代美術館、ミュンヘン美術館、パリのポンピドゥー・センター、トゥールーズのレ・ザバトワール現代美術館、ニューヨークのユダヤ博物館などでのグループ展で発表されています。日本では2008年に銀座メゾン・エルメスで『Nuit et jour’ by Alain Séchas:「夜と昼」アラン・セシャス』展が開催され話題となりました。彼の作品はカルティエ現代美術財団などのコレクションに収蔵されています。
セシャスは現在フランスのパリを拠点に活動しています。
▼公式サイトはこちらから
http://www.alainsechas.com/