アレックス・ダ・コルテはアメリカの現代アーティストです。
ビデオやインスタレーション、絵画や彫刻などの作品で 現代生活のニュアンスを探っており、それらはしばしば豊かな色彩の 夢のような環境の中で統合されています。彼は色と形に鋭い注意を払いながら 大衆文化や消費文化、美術やモダンデザインなど 幅広いソースを用いています。彼の作品には、エミネムやアラン・カプロー、西の悪い魔女などの人物が、ありふれたものや幻想的なものと対等に並んでいます。ダ・コルテの作品は アイデンティティや親密さ、テイストなどの概念に触れながら、見慣れたものを思いもよらない方法で再構築しています。
ダ・コルテは1980年ニュージャージー州カムデンに生まれ、幼少期をベネズエラで過ごしました。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで映画/アニメーションとファイン・アートを学んだ後、2004年にフィラデルフィアの芸術大学でBFAを取得し、2010年にはイェール大学で修士号を取得しました。彼の作品は2019年のヴェネツィア・ビエンナーレと2018年のピッツバーグのカーネギー・インターナショナルに出品されました。
これまでにロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館、ウィーンのセセッシオン(分離派会館)、マサチューセッツのMASS MoCA(マサチューセッツ現代美術館)、ケルンのケルニッシャークンストフェラインなどで個展を開催しています。2021年にはニューヨークのメトロポリタン美術館の屋上庭園コレクションに選ばれ、ブルーのビッグバードが三日月の上で揺れるインスタレーションを発表しています。
ダ・コルテは現在フィラデルフィアを拠点に活動しています。
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http://alexdacorte.com/