花井祐介は1978年神奈川県生まれのアーティストです。1950~60年代のヒッピー、サーファー、ビートニクといったカウンターカルチャーの影響を色濃く受け、アメリカのレトロなイラストと日本の美的感覚を融合した独自の作風で知られています。
「生きていると楽なことばかりじゃないけど 僕たちには それを笑い飛ばせる力がある
そういうことを うまく表現できればいいなと思っている」
20代でサンフランシスコに渡った花井は2005年からカリフォルニアのロングビーチにあるギャラリーで作品の展示を開始しました。翌年より同ギャラリー主催のアート・ショーに参加し、ニューヨークやシドニー、東京、ロンドン、パリで作品を発表し、2009年には作品がブラジルのサントス・サーフ・ミュージアムのパーマネントコレクションに選ばれました。2017年には作品集『Ordinary People』を発表しています。
2022年2月、香港を拠点とするクリエイティブスタジオAllRightsReservedの運営するデジタル&フィジカルプラットフォーム(デジタルと物理的なコレクターズアイテムを販売するプラットフォーム)FWENCLUBが、1月に発表した花井祐介による初のNFTコレクション『People In The Place They Love』1000個が 即時に完売したことを発表しました。最初の1000個はミステリーボックス形式で配布され、多くのアートサポーターやセレブリティから絶大な支持を得、彼らが自分たちのNFTをソーシャルメディアに投稿したことで、「花井旋風」が巻き起こったとして話題となっています。花井は感謝の気持ちを込め、前澤友作やKAWS、AllRightsReservedとFWENCLUBの創設者であるSKラムや、台湾人シンガーのジェイ・チョウ、シンガポール人歌手のJJ・リンのためにスペシャル・レジェンダリー・アバターを制作しました。『People In The Place They Love』は3つのフェーズに分かれており、2022年内に第2段、第3弾も発売予定となっています。
初のNFTに挑戦し、予想以上の反響にNFTの可能性を感じたと語る花井祐介の活躍は、今後ますます目を離せないものとなりそうです。
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