友沢こたお
Kotao Tomozawa
1999年―
友沢こたおは、1999年にフランスのボルドーで生まれました。こたおは本名で、母親で漫画家の友沢ミミヨ、船長で歌手の父親が訪れたタイ南部の美しい島「コ・タオ」から。
5歳までパリで過ごし、その後日本に移住、東京藝術大学で油絵を学び2024年大学院 美術研究科を修了しました。こたおは、モデルその他の芸能活動等も経て画家となったアーティスト。友沢ミミヨとの共同活動や、そうしたモデルとしての経験もアートに反映されていると言われています。
こたおは作品の中でスライム状の物質と有機的なモチーフが絡み合う独特な人物画を描きます。シンプルな構成ながら、物質の質感や透け感、柔らかさのリアルな表現が見る者に強い印象を与えます。
若いながらも独自の世界観を持ち、現代アートの分野でその存在感を高めているこたおは注目のアーティスト。
2019年度久米賞、2021年度上野芸友賞を受賞しています。