アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは、フランスの画家、版画家、イラストレーター、リトグラフ作家として活躍したアーティスト。一般的には、「ロートレック」と呼ばれています。

芸術を生きがいとしていた彼は、べル・エポックのパリ、特にモンマルトルの歓楽街に足繁く通うようになり、そこで繰り広げられる人間ドラマを描き続けました。キャバレー「ムーラン・ルージュ」のほか、ナイトクラブのために制作したポスターが人気を呼び、この頃の生み出された作品はロートレックの代表作となりました。

後期印象派の代表的アーティストのひとりとして、ロートレックは、ポール・セザンヌ、ファン・ゴッホ、ゴーギャンと並び評価されています。