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ARTIST/ART

エドゥアール・ヴュイヤール
Édouard Vuillard
1868年-1940年

エドゥアール・ヴュイヤールはフランスの画家です。壁紙や布地の模様など 装飾的な要素と微妙な色調を融合させ、室内や日常の何気ないシーンを題材に豊かな情景を描いた和やかな作品で知られています。

「なんてことはないのです、感覚に従い その感覚だけについて考えられる精神状態を保つのです」かつて彼は語りました。

ヴュイヤールは1868年フランスのキュイゾーで生まれました。そして家族は彼が10歳の時にパリに引っ越しました。母親が洋裁の仕事をしていたため、ヴュイヤールは様々な柄の布地に囲まれて育ちました。ヴュイヤールはエコール・デ・ボザール (パリ国立高等美術学校)でジャン=レオン・ジェロームの下で学びました。この頃彼は17世紀のオランダ絵画やルーヴル美術館で見たジャン・シメオン・シャルダンの静物画に魅了されました。1889年ヴュイヤールは、モーリス・ドニやピエール・ボナール、ポール・セリュジエなど「ナビ派」と呼ばれる芸術家グループに加わります。「ナビ派」は 形や色、感情の考察のバランスを探求した画家ポール・ゴーギャンに深いインスピレーションを受けて結成されました。キャリアの後半にはヴュイヤールはますます遠近法の奥行の利用、形や正確なディテールといった伝統的な絵画スタイルを採用していきました。また彼は 劇場のセットやプログラムのデザインも手掛けており、晩年の1937年にはパリのハイヨー宮の室内装飾を担いました。

彼は1940年フランスのラボールで亡くなりました。ヴュイヤールが若い頃から亡くなるまでつけていた日記は、ナビ派に関する豊富な情報源となり 美術史家にとって非常に貴重な文書となっています。パリのフランス学士院にはヴュイヤールの日記からの48巻が存在しています。

現在彼の作品はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、ロンドンのテートギャラリーなどにコレクションに収蔵されています。

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