オルモン・ジグリ
Ormond Gigli
1925年ー 2019年
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オルモン・ジグリは1925年にアメリカ・ニューヨークで生まれたフォトジャーナリストです。1950年代に卓越した演出で演劇、セレブリティ、ダンス、エキゾチックな場所や人物などを撮影してこの分野で際立った存在となり、そのキャリアを通じて数え切れないほどのトップスターをカメラに収めてきました。またその写真はライフ、タイム、パリマッチを含む世界の主要な雑誌の表紙や社説面に掲載され、40年以上にわたってキャリアを積み上げました。
ジグリはフォトジャーナリストというよりはむしろ映画監督のような仕事ぶりで、居心地が悪く危険な撮影現場においても被写体の信頼を得る能力に長けていました。1960年に撮影された「Girls In The Windows」は最も有名な作品のひとつであり、これは仕事ではなく自分のためにジグリが考案したものであり、自らのキャリアの起爆剤となっただけでなく、芸術的なビジョンも明確にするものとなりました。ニューヨークのブラウンストーンの窓に立つ43人の女性が写し出された、ユニークで革新的なアプローチのこの写真は、今日では1960年代のファッション写真としてだけでなく、アート写真の頂点に立つアイコン的存在としてこのジャンルで最も認知されているイメージのひとつとなっています。
▼公式サイトはこちらから
https://ormondgigli.com