アイ・ウェイウェイは、1957年北京生まれの現代美術家です。表現領域は彫刻、インスタレーション、建築、写真、映像など多岐にわたり、キュレーター、社会活動家としても知られています。78年北京電影学院卒業後、81～93年ニューヨークに滞在。以降中国国内外で活動し、現在はイギリスに拠点を置いています。

彼を一躍有名にしたのは2008年、北京オリンピックの際に建設されたメインスタジアム「鳥の巣」の設計を手がけたことです。翌年日本で開催された個展では彼の作品群が「基礎的な形体とボリューム」「構造とクラフトマンシップ」「伝統と革新と継承」という３つの視点でまとめられ、46万人もが来場しました。ウェイウェイの社会や人が持つ価値観への鋭い視点と幅広い表現手段は世界的にも注目されています。2011年にはタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されました。

 

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https://www.aiweiwei.com/