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ARTIST/ART

アマデオ・デ・ソウザ・カルドーソ
Amadeo de Souza-Cardoso
1887年−1918年

アマデオ・デ・ソウザ・カルドーソは1887年、ポルトガル・マンフフェに生まれた画家です。ポルトガルのモダニズム画家の第一世代に属し、その作品の質の高さと20世紀初頭の歴史的な前衛画家たちとの対話を確立したことで際立った存在でした。ポルトガルでは建築を学んでいましたが、リスボンでの日常生活とその独創性のなさに辟易し、新しいものを求めて移り住んだのがパリでした。モンパルナスでの生活を始めるとすぐに興味は絵画へと移り、建築家としてでなくモダニズムの画家としてのキャリアを築くことを決意します。

当時のモンパルナスはモダンアートや斬新なアイデアの中心地。ピカソやマルク・シャガール、アメデオ・モディリアーニら、当時最高の画家と交流を深めながら過ごした期間は、アマデオに大いに影響を与えました。印象派であり、キュビストであり、表現主義でもあったアマデオは、アカデミズムや模倣、特にルネサンス美術を嫌い、自分の絵に本物を、そして自由であることを常に求めていました。定義されるスタイルはなく、常に変化を続けていたアマデオの絵は力強さと動きのある、カラフルで情熱的なものでした。

第一次世界大戦勃発に伴い1914年にポルトガルに戻りましたが、保守的なポルトガルにおいてアマデオの絵は全く評価されることがありませんでした。モダニズム絵画を初めて目にするポルトガルの人々にとって、それらは斬新すぎたのかもしれません。1918年、スペイン風邪の大流行によりアマデオは30歳という若さで命を落としますが、その短い生涯の中でポルトガルの近代美術史に忘れ難い足跡を残したことは間違いありません。

公式サイトはこちらから
https://www.amadeosouza-cardoso.pt/en (美術館のサイト)

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