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ARTIST/ART

アルマン・ギヨマン
Armand Guillaumin
1841年−1927年

アルマン・ギヨマンは1841年、パリに生まれた印象派の画家、版画家です。主に風景画を手がけるほか、裸婦や静物画も制作しています。作品の多くはパリとその近郊の都市景観や荒野的風景、家庭的情景を画題とし、初期の印象主義的表現に始まり、後期から晩年にかけては大胆な色彩を使った独自な様式へと変わり、フォーヴィスム(野獣派)の画家らの先駆けとなりました。

働きながら夜間にスケッチのレッスンに通ったギヨマンは、1861年になるとアカデミー・シュイスで絵画を学び始め、そこで生涯の友となるポール・セザンヌとカミーユ・ピサロに出会います。ギヨマンは2人のように画家として出世することはできませんでしたが、セザンヌが初めて手がけたエッチング作品はギヨマンのセーヌ川のはしけの絵をもとに制作したものであったといい、2人には大きな影響を与えました。強烈な色彩で知られるギヨマンの絵は、世界中の美術館で所蔵されています。

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