アンソニー・リスター
Anthony Lister
1979年-
アンソニー・リスターはオーストラリアのグラフィティ・アーティストです。ハイカルチャーとローカルチャーのイメージを融合させ、木炭やアクリル、スプレーペイント、油絵の具などを使った落書きのような具象的なスタイルの作品で知られています。
リスターは1979年オーストラリアのブリズベンに生まれ、クイーンズランドカレッジオブアートで学びました。2002年にニューヨークに渡り、ニュージーランド出身の画家マックス・ギンブレットに師事しました。10代の頃から地元のストリートアートの先駆けとして活躍したリスターは、オーストラリアを代表するストリートアーティストと言われています。
『絵を描く上でまず何より大切なのは、他のすべての人を排することです』
『私は鑑賞者なので、鑑賞者を軽んじることはありません
彼らはすべてを見ていて、私は 彼らが私であると思い込まなければなりません
他の誰かのために絵を描くことは出来ません』
リスターの作品や活動は数多くの出版物で取り上げられており、2017年には記録映画『アンソニー・リスター:アーティストの光と影』が制作されました。彼はオーストラリアの他、ドイツやアメリカなどの様々なギャラリーで展覧会を開催しており、日本では2020年に ニューヨークを拠点に活躍するアメリカ人アーティスト、ブライアン・レオとの新作二人展が開催され話題となりました。
リスターは現在オーストラリアのシドニーを拠点に活動しています。
▼公式サイトはこちらから
http://anthonylister.com/web/