アーロン・ジョンソン
Aaron Johnson
1975年−
アーロン・ジョンソンは1975年、アメリカ・ミネソタ州出身のアーティストです。ニューヨークのハンターカレッジで修士号を取得し、現在はブルックリンを拠点に活動しています。「濡れたキャンバスに水性のアクリル絵具を乗せるリバースペインティング」と「靴下を使って描くソックペインティング」の2つの独自の技法で知られており、リバースペインティングは、キャンバスに吸収された絵具の滲みと神秘的な色をベースに緻密に描かれたディテール、そしてソックペインティングは靴下を使って仕上げた不格好な厚塗りの画面を特徴としています。
その制作プロセスは、抽象表現主義の代表的な技法であるカラーフィールドペインティングをベースに自身の美学を応用し、キャンバスに絵の具を重ねる作業を繰り返しながら素材そのものの流動性を試し、最小限のタッチでシンプルに表現しています。抽象と具象を股にかけた独自の作品はMoMAやMoCAなどアメリカ国内の主要美術館をはじめ、世界各国の個人および公共のコレクションに所蔵されています。
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https://www.aaronjohnsonart.com/
https://www.instagram.com/aaronjohnsonart/ (インスタグラム)