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ARTIST/ART

ウィリアム・ウェグマン
William Wegman
1943年−

1943年、アメリカ・マサチューセッツ州出身のウィリアム・ウェグマンは、マサチューセッツ美術大学で絵画のB.F.A.を、イリノイ大学でM.F.A.を取得し、教鞭を取りながら活動していた画家です。1970年代初頭までには世界中の美術館で作品が展示されるようになりましたが、その頃から自身が飼っていたグレーの毛並みと瞳が美しい狩猟犬、ワイマラナーにマン・レイと名付けて彼を被写体に写真作品を発表し、長く実りあるコラボレーションを始めました。ウェグマンの愛すべきマン・レイは、グラスに入ったミルクを飲んだり、学校の成績表を受け取ったり、時にはユーモラスな小道具や衣装を身につけてみたりと、人間が普段やっている姿そのままに写し出され、その気まぐれな存在感で美術界のみならず世界的にも知られ、写真やビデオ作品の中心人物となっていきました。

マン・レイ亡き後は後継犬フェイ・レイを迎え入れ、ポラロイドカメラを使って制作を始めます。またフェイ・レイの子や孫犬たちを被写体としたビデオや写真は様々な映画、広告、書籍を始めアメリカの人気番組セサミ・ストリートやサタデーナイト・ライブなどにも登場しました。愛すべきウェグマンの作品は日本を含む世界中で展覧会が開かれ、アメリカ国内ではいくつものパブリックアートを見ることもできます。

 

公式サイトはこちらから
https://williamwegman.com/

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