エミール=アントワーヌ・ブールデル
Emile-Antoine Bourdelle
1861年−1929年
エミール=アントワーヌ・ブールデルは、1861年フランス生まれの彫刻家です。トゥールーズの美術学校とパリのエコール・デ・ボザールで学んだ後、オーギュスト・ロダンのアシスタントとなり、15年に渡って制作活動を共にする中で、互いに賛美し合う関係を築きました。
師であるロダンが内なる感情表現を外に向かって形作ったのに対し、ブールデルは彫刻の外形から内面の精神的な深さを表現するという独自の世界を創り出し、近代彫刻史におけるロダンの後継者としての地位を確立しました。ブールデルの名を不朽のものにした1909年の作品「弓を引くヘラクレス」は、国立西洋美術館の彫刻の庭園にロダンの作品とともに展示されています。
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http://www.bourdelle.paris.fr/en