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ARTIST/ART

エルネスト・ネト
Ernesto Neto
1964年-

エルネスト・ネトはブラジル出身の現代アーティストです。ストッキングのような素材や網に砂や貝殻、スパイスなど様々なものを詰め込んだインスタレーションや彫刻で知られる彼の作品は 見て、触って、嗅いで、感じて、リアルな感覚体験をする機会をもたらします。

  『私にとって、心と体は一つのものであり 常に共にあるものです』

  『私は 感覚的な身体を信じています 私たちは 触れ方、感じ方、考え方、そして対処の仕方など
   心と体の動きを通して 世界の物事と結びつくのです』

彼の作品は インタラクティブで触覚的、生物形態学的な構造物を通して 物理的、社会的空間の境界を探求しています。

1964年ブラジルのリオデジャネイロに生まれたネトは、1994年から1997年までリオデジャネイロのパルケ・ラージュ視覚芸術学校で学びました。2001年のヴェネツィアビエンナーレでヴィック・ムニーズと共に母国を代表し、彼のインスタレーションはブラジルの国立パビリオンとアルセナーレでの国際グループ展で紹介されました。2011年にはメキシコのモンテレイ現代美術館で大規模な展覧会を開催し、以来 世界中の主要な美術館で展覧会の対象となっています。2018年の夏には スイスのバイエラー財団とコラボレーションし、 チューリッヒ中央駅で一か月間にわたり『GaiaMotherTree』と題した大規模インスタレーションを行い話題となりました。サステナビリティと環境についての反省を訴えたこの作品内では教育プログラムなども実施されました。

彼の作品は ロンドンのテート・ギャラリー、パリのポンピドゥーセンター、ニューヨーク近代美術館などのパーマネントコレクションに収蔵されています。

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