オースティン・リー
Austin Lee
1983年-
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1983年アメリカ出身、ニューヨーク在住のオースティン・リー。Yale School of ArtにてペインティングのMFAを、Tyler School of ArtにてBFAを取得。近年はドイツ、中国、そして日本でも個展を開催し、Kaleidescope MagazineやNew York Magazineなどの媒体で幅広く取り上げられている注目の若手アーティストです。
リーはアンディ・ウォーホルが絵画と1960年代の画像形成技術を結合させるためにシルクスクリーンを用いたように、デジタルの技術と伝統的な絵画や彫刻のプロセスを融合させて現代的な作品を生み出しています。デジタルを「人間化」し、デジタルスケッチとして生まれたイメージを色彩豊かな絵画や躍動感のあるスカルプチャに変換します。ひと世代前のアーティスト達が紙にスケッチする感覚で、彼はフォトショップ(画像加工アプリ)や3-Dモデリングソフトウェアなどのデジタルツールを巧みに操り、コンピューターをスケッチブックとして制作しているのです。彼独自の技術の融合で作り出した作品はオリジナリティに溢れ、どれも一目で彼の作品とわかるほどです。
彼はここ数年、エアブラシを用いてスタジオへの訪問者の様々な表情を描き溜めています。これまでのデジタルツールを使って描き出した独自の人物に加え、今後は実生活で出会った人々をモチーフにした新たなタイプの作品が発表されることでしょう。
▼公式サイトはこちらから
https://www.austinlee.net/