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ARTIST/ART

カルロス・ナダル
Carlos Nadal
1917年―1998年

カルロス・ナダルは フォービズム(野獣派)のスペインの画家です。

ナダルはカタルーニャ人の両親のもと、パリで生まれ 1922年に一家はバルセロナに移りました。ナダルは1936年に奨学金を得てサン・ホルヘ高等美術学校で美術を学びました。その後スペイン内戦でスペイン共和国軍に徴兵され、強制収容所での投獄や脱走を経験しましたが、ようやく美術の勉強に戻り、1942年に初の個展を開催しました。1943年には、師である画家のミゲル・ファレ・イ・アルバゲスに雇われ、ライマットやバルセロナの教会のフレスコ画の完成に貢献しました。

1945年にナダルはパリに渡り様々な国際的グループ展に参加しました。その後彼はベルギーのブリュッセルに居を構えました。彼はフランスのポスト印象派や野獣派と呼ばれるラウル・デュフィらの影響を受けています。初期の作品では スペインやベルギーの風景が主でしたが、画家としての地位を確立してくると、旅をしながら 交通機関や余暇の場面を描いた作品を多く制作しました。ナダルは母国スペインのほか、パリやベルギー、ロンドンなどでいくつかの賞を受賞しています。

彼の作品はカタルーニャ美術館、ベルギーのSpa美術館、ブリュッセル王立美術館などに所蔵されています。

▼公式サイトはこちらから
http://www.carlosnadal.org/

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