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ARTIST/ART

ガブリエラ・クレスピ
Gabriella Crespi
1922年-2017年

ガブリエラ・クレスピは1960年代~1970年代の彫刻的な家具デザインで最もよく知られるイタリアのデザイナー兼アーティストです。ミッドセンチュリーモダンとアールヌーボーがミックスした彼女の家具や照明、オブジェは 磨き上げられた金色の真鍮の厚板やプレキシガラス、竹などが使用され 有機的でエレガントでありながらミニマルで未来的なフォルムを活用しています。

   「私は 宇宙からインスピレーションを受けています」

クレスピは1922年イタリア、フィレンツェ近郊のトスカーナで生まれ ミラノ工科大学で建築を学び、ル・コルビュジェやフランク・ロイド・ライトの独創的な作品に魅了されました。1950年代にデザイナーとしてのキャリアを始め、月からインスピレーションを得たスチールのミニチュア彫刻を制作したのを皮切りに1960年代には工業デザインや家具デザインに移行し、メゾンディオールとクリエイティブなコラボレーションを手掛けるなど 豊富なキャリアをスタートしました。
1970年代から1980年代にかけても作品を制作し続け、イラン国王やサウジアラビア王ファイサル、モナコのグレース王女など華やかな顧客を抱え その豪華でシックな雰囲気を醸すデザインを生み出した彼女は イタリアをはじめとする世界で起こった装飾芸術のルネッサンスにおいて重要な役割を果たしました。そして1980年代半ば、キャリアの頂点に立っていたはずの彼女は ミラノとデザイン界、世俗的な所有物すべてを手放し  20年近く続くインドを巡る精神的な旅に出たのです。

2017年2月14日(1984年に精神的な師であったスリ・ムニラージ(Sri Muniraji)が他界した同じ日)に彼女はイタリアのミラノの自宅で穏やかに亡くなりました。

かつて 人生で最大の喜びは何かと尋ねられた彼女は、こう答えています。

           「ゼロから新たに始める、これが私の最大の喜びです」

▼公式サイトはこちらから
https://www.gabriellacrespi.it/

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