ガース・ワイザー
Garth Weiser
1979年−
ガース・ワイザーは1979年、アメリカ・モンタナ州に生まれたアーティストです。陶芸家の両親のもと、世界中から陶芸家の集まるアーチー・ブレイ財団で暮らし、幼い頃からスタジオに出入りしてはあらゆる陶芸家と話をしていたことが、自身の方向性に影響を与えたと言います。アリゾナ州の美術学校を経てクーパー・ユニオンとコロンビア大学で美術を学び、1980年代から90年代にかけてのポップカルチャーや企業デザインに影響を受けたというワイザーの作品は、きめ細かい幾何学模様と、折り目加工が混ぜ合わさったような表面を特徴としています。
油絵具を主に、キャンバスの粘性のある表面にスプレーを吹き付けたり引っ掻いたりして何層も重ねていき、その独特のプロセスを経て生み出された作品は、ウィレム・デ・クーニングやジャクソン・ポロックらの作風を彷彿とさせるものであり、絵画と彫刻の境界線を曖昧にさせるような、ジャンルを超えた絵画となっています。
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