キキ・スミス
Kiki Smith
1954年 -
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キキ・スミスは、オペラ歌手の母とミニマルアートの先駆け的な人物として知られるトニー・スミスを父に持つ、アメリカを代表する現代アーティストのひとりです。身体の部位に強い関心を持ち、より専門的な知識を得るため緊急医療技師の資格も取得するなど、人間の身体構造や生体の活動に触発された彫刻を数多く生み出しています。
キキ・スミスの作品には、布、毛糸、ガラス、紙、蝋(ろう)、松脂(まつやに)、陶器、銀、ブロンズなど、多種多様な素材が使われ、独特の世界観を実現しています。性、出生、再生のテーマとした制作に取り組んできたキキ・スミスですが、1990年代後半には、自然界や童話の世界にも作品のテーマを広げながら活動を続けています。