クラッシュ(ジョン・メイトス)
Crash/John Matos
1961年−
クラッシュ(ジョン・メイトス)は1961年、ニューヨーク・ブロンクス出身のグラフィティ・アーティストです。13歳の頃にはすでにニューヨーク地下鉄の車両にスプレーペインティングを始めており、グラフィティ・アートのパイオニアとされるとともに、その作品はストリート・ライフと体制化された社会との視覚的リンクの役割を担っていると評されています。
1980年までには友人であるキース・ヘリングに促されてメディアをストリートからキャンバスへと移行し、シルクスクリーンの制作を始めます。同年、ファッション MODA初の展覧会「グラフィティ・アート・サクセス・フォー・アメリカ」を企画したことからクラッシュのキャリアがスタートさせます。それはグラフィティをアートの領域へと引き上げた歴史的な展覧会となり、以降クラッシュの名はヨーロッパ、アメリカ、そしてアジア全体に知れ渡り、瞬く間に人気を博す存在となっていきました。現在もブロンクスを拠点に活動を続けており、その作品は世界各国の著名美術館に所蔵されています。またフェンダー、Tumi、リーバイスなど多くの企業とのコラボ作品も手がけています。
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https://www.crashone.com/