クリスチャン・ローザはブラジル生まれのアーティストです。

鉛筆やスプレー、油絵具などを用いて即興的に描かれるローザのマークは 下地のないキャンバスに単色で描かれ、「God Hope Coke Broke」、「This is Barely Noble」、「Tales of Slippered Hot Dog」など遊び心のあるタイトルで 叙情的で半抽象的なストーリーを生み出しています。サイ・トゥオンブリーやジョアン・ミロの作品に影響を受けたローザの作品は 原色のパレットで仕上げられ、長い鉛筆のマークが絵の中を飛び交います。2016年以降に制作された作品では キャンバスの面積いっぱいに描かれており、以前の作品のディテールがクローズアップされているかのように見えます。彼は自分の作品を、絵画の表面を分解することで学ぶ発見のプロセスと考えています。

1982年にブラジルのリオデジャネイロで生まれたローザは、オーストリアのウィーンで育ちました。絵画の前に写真や映画の仕事をしていたローザは、ウィーン美術アカデミーでドイツ人画家のダニエル・リヒターに師事しました。彼は画家としての活動だけでなく、展覧会や映画の上映会、出版物の発行なども行っており、年に数回はウィーンに滞在しています。彼はニューヨークやロンドンのギャラリー、アテネ・ビエンナーレなどで展示を行っており、作品は俳優のレオナルド・ディカプリオやラッパーのJay-Zなどにもコレクションされています。

クリスチャン・ローザは現在オーストリアのウィーンとアメリカのロサンゼルスを拠点に活動しています。

▼公式サイトはこちらから
http://www.christianrosa.com/