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ARTIST/ART

コーネリア・パーカー
Cornelia Parker
1956年−

コーネリア・パーカーは1956年、イングランド・チェシャーに生まれた現代彫刻家、インスタレーション・アーティストです。グロスターシャー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(1974-75年)とウォルヴァーハンプトン・ポリテクニック(1975-78年)で学び、1982年にレディング大学で修士号を取得。現在はロンドンを拠点に活動しています。

パーカーの作品は破壊、変形、消費主義、存在の儚さなどをテーマにした、大規模でサイトスペシフィックなインスタレーションで知られています。作品に使われているのは、家庭に日常的にあるようなものばかり。代表作として知られる「Cold Dark Matter: 30 Pieces of Silver」(2011年)も、ティーポット、キャンドルスティック、食器など、どの家庭にもあるものを壊したり、ぺしゃんこに押し潰したりして積み上げ、あるいは天井から吊るしたりして構成されたものです。

存在の儚さや物質の変化をテーマにした作品としては、山火事で焼け焦げた残骸を形式的に配置した「Heart of Darkness」(2004年)があります。パーカーは、自身の作品を『ブラックユーモアとアイロニーに満ちたもの』と表現し、インスピレーションの源はマルセル・デュシャンにあると語っています。パーカーの作品はテート美術館や大英博物館などに所蔵されています。

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