サミー・バロジ
Sammy Baloji
1978年―
サミー・バロジは、コンゴ民主共和国出身で、現在はベルギーとコンゴを拠点に活動するアーティスト・映像作家です。
写真、映像、コラージュ、インスタレーションなど多様なメディアを用い、植民地の歴史、鉱山開発、文化的記憶といったテーマを鋭く掘り下げる作品で国際的な評価を得ています。
過去の資料写真と現代の風景を重ね合わせる手法が特徴で、時間の層や社会構造を視覚的に浮かび上がらせます。
バロジはルブンバシ大学でコミュニケーションを学んだ後、ベルギーのライカ芸術高等学院などで研鑽を積みました。近年ではヴェネツィア・ビエンナーレをはじめ、欧米・アフリカ各地の美術館や国際展で作品が紹介され、その社会的視点と強いビジュアル言語が注目を集めています。
歴史と現代の交差点を見つめる彼の作品は、観る者に深い問いを投げかけ続けています。