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ARTIST/ART

サルヴォ/サルヴァトーレ・マンジオーネ
Salvo / Salvatore Mangione
1947 - 2015年

サルヴォ(本名:サルヴァトーレ・マンジオーネ)は、1960年代後半から活動したイタリアの画家・コンセプチュアル・アーティストであり、アルテ・ポーヴェラ以後のイタリア現代美術を象徴する存在の一人。1947年、イタリア・シチリア島レオナルドに生まれ、トリノを拠点に活動しました。

キャリア初期のサルヴォは、言語や記号、写真、テキストを用いたコンセプチュアルな作品によって注目を集め、1960年代後半のイタリア前衛美術の文脈において重要な役割を果たしました。1970年代に入ると、当時の潮流とは逆行するかたちで絵画へと回帰し、風景、都市、建築、古典的モチーフを鮮やかな色彩と明快な構図で描く独自のスタイルを確立します。

彼の絵画は、一見すると素朴で牧歌的でありながら、歴史、美術史、記憶、場所性といった複層的なテーマを内包。強調された色面と簡潔な形態は、具象と抽象の境界を行き来し、観る者に時間や場所の感覚を詩的に喚起させます。その姿勢は、コンセプチュアル・アートと絵画表現の間に新たな接点を提示しました。

サルヴォは、ヴェネツィア・ビエンナーレをはじめとする国際展に参加し、作品はカステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館、テート、ポンピドゥー・センターなどに収蔵。2015年没。近年では再評価が進み、現代の視点からその絵画と思想の先駆性があらためて注目されています。

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