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ARTIST/ART

シェリ・サンバ
Chéri Samba
1956年―

シェリ・サンバはコンゴ民主共和国出身、現代アフリカを代表するアーティストの一人です。

サンバは16歳で村を出て看板画家の仕事に就いて絵を描き始め、正式な教育は受けずにアーティストとしてのキャリアをスタートさせました。そして同じく画家であるモケ(Moké)やボド(Bodo)、弟のシェイク・レディ(Cheik Ledy)らと共に活動しており、彼らは共に 国内で最も活気のある人気のある絵画の学校の一つを運営しています。
1975年にサンバは自分のスタジオをオープンし、エンターテインメント雑誌BilengeInfoのイラストレーターとしても活躍しました。サンバの作品はコンゴの首都キンシャサの日常生活を描いたものです。彼はコミック・ストリップ・アートから ワード・バブル(吹き出し)の手法を引用し、絵とテキストを組み合わせたスタイルを発展させました。彼の絵画には ほとんどの場合フランス語とリンガラ語のテキストが含まれており、アフリカの生活と現代世界についてコメントしています。

サンバは1979年西ベルリンで開催された第1回Horizonte-Festival der Weltkulturen(世界文化の地平線フェスティバル)の一環として開催されたModerne Kunst aus Afrika(アフリカのモダンアート)展に参加しました。そして1989年にパリのポンピドゥー・センターで開催された「Les Magiciens de la Terre(大地の魔術師たち)」展で、彼は国際的に知られるようになりました。2007年にはヴェネツィア・ビエンナーレに招待されました。サンバはドイツやフランスの他、イギリスや日本など世界各地で展覧会を開催しています。

彼の作品は パリのポンピドゥー・センター、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)コレクション、カルティエ現代美術財団、アニエス・ベー・コレクション、アメリカのニューヨーク近代美術館、シアトル美術館、ベルギーの王立アフリカ中央美術館、ルアンダのシンディカ・ドコロ財団コレクション、モロッコのアライアンス財団、南アフリカ共和国のツアイツ・アフリカ現代美術館など数多くの機関にコレクションされています。

シェリ・サンバは現在 キンシャサとパリを拠点に活動しています。

▼公式サイトはこちらから
http://www.cherisamba.net/

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