ジュリアン・シュナーベル
Julian Schnabel
1951年−
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ジュリアン・シュナーベルは1951年、NYブルックリン出身の新表現主義の画家です。大学などで美術を学び、アートへの関わりは大きかったものの、アーティストとしてはなかなか芽が出ませんでしたが、1970年代の終わり頃に出会った画商に見出され、当時停滞していたアート・ワールドに戦略的に作品を送り込まれたことにより、ニューヨークで名の知れる存在となりました。
当時話題となったのは、壊れた陶器の皿をキャンバスに貼り付けた作品「プレート・ペインティング」で、これはスペインを旅した際に触れたガウディの作品が発想のきっかけになったものと言われています。その他ワックス・ペインティングや油彩、彫刻など多岐にわたる作品を発表する一方で、映画監督・脚本家としても活躍しており、交流のあったバスキアの伝記映画やゴッホを題材とした映画も制作しています。
▼公式サイトはこちらから
http://www.julianschnabel.com/