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ARTIST/ART

ジョシュ・スパーリング
Josh Sperling
1984年-

ジョシュ・スパーリングはアメリカの現代アーティストです。グラフィックデザインのソフトウェアでデジタルに形を作り、それを基に くり抜いた立体合板の上にキャンバスを張り、手作業で色付けを施したミニマルな彫刻作品で知られています。
彩度の高いポップな色彩が特徴的な彼の作品は、1960年代の幾何学的抽象や戦後の道路標識、キース・ヘリング作品の遊び心などからインスピレーションを得て、絵画と彫刻の境界線を曖昧にします。他にも、フェルナン・レジェやポール・フィーリー、フランク・ステラ、ブリジット・ライリー、コンスタンティン・ブランクーシやKAWSなどのアーティストに影響を受けたと彼は語っています。また彼のプロセスは、彼自身のグラフィックデザインや家具作りの経験によるものでもあります。

『グラフィックデザイナーになりたいと思ったことはなく、木工職人としてキャビネットを作りたいと思ったこともありませんでしたが、この2つのことが得意になり これらのスキルが何よりも自分のプロセスに影響を与えています』

スパーリングは1984年ニューヨークのオネオンタで生まれました。子供の頃からいつも何かを作っていた彼は 木工なら安定して生計を立てられると考え、家族に後押しされ 応用美術の道に進みました。そして2006年にニューヨーク州立大学ポツダム校(SUNY Potsdam)を卒業し、グラフィックデザイナーとして活躍しました。
現在の彼は 角張った幾何学的なものから有機的なものまで、光と影の相互作用を利用し、奥行のある錯覚を生み出す構造物を描いています。明るい単色の色彩を用いて、鮮やかなコントラストと 思いがけない色の組合せを楽しんでいます。

スパーリングは現在ブルックリンを拠点に活動しており、ニューヨークの他 パリやブリュッセル、上海など世界各地で個展を開催しています。日本では2019年に六本木のペロタン東京で初個展が開催され話題となりました。彼の作品はコレクターからの人気も高く、アート界だけでなくインテリアデザイン愛好者からも注目を集めています。

彼の作品は現在 フランス、パリのルイ・ヴィトン財団やカナダ、モントリオールのアーセナル・コンテンポラリーなどのパブリックコレクションにも収蔵されています。

▼公式サイトはこちらから
https://joshsperling.com/

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