ジョー・グッドは1937年、アメリカ・オクラホマ州に生まれたアーティストです。ロサンゼルスのシュイナード美術研究所に学び、以来現在に至るまで60年以上にわたりアメリカ、ロンドン、東京など何百ものギャラリーで、その作品が展示されてきました。初期の代表作である牛乳瓶と雲のイメージが描かれたポップアート作品は、1962年にパサデナ美術館（現ノートン・サイモン美術館）で開催された歴史的な展覧会「New Painting of Common Objects」に、アンディ・ウォーホルやエド・ルシェらの作品とともに出品されました。これは美術館を会場とした、アメリカ初のポップアート展として知られています。

グッドは長年にわたり、伝統的なメディアと非伝統的なメディアとを組み合わせると同時に、牛乳瓶、雲、海、雲の切れ間に見える空など、透けて見えるものだけでなく、「内と外」や「上と下」の見え方を映しだすイメージを探求し制作してきました。主題は比較的一貫していますが、それぞれのテーマを別のメディアを使って再訪し、独自の方法で80歳を超えてなお制作を続けています。グッドの作品はシカゴ美術館、MoMA、ワシントンD.C.のナショナルギャラリーなどに収蔵されています。

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https://www.joegoodestudio.com/