スティーヴ・ローデンはロサンゼルス出身、現在パサデナを拠点に活動するビジュアル/サウンド・アーティストです。彼の作品は 絵画やドローイング、彫刻やフィルム/ビデオ、サウンド・インスタレーション、テキスト、パフォーマンスなど多岐に渡ります。
彼は 言葉や楽譜、地図など様々な形式の具体的な表記法を用い、自ら考案したシステムによって 楽譜に変換します。そしてそれらが、彼の絵画や彫刻や作曲のプロセスにも影響を与えています。彼の作品の魅力は、構造化された不確定性、沈黙との絶え間ない対話の可能性にあります。バランスの原理がすべてを支配し、音と視覚の間にある 新しい知覚、新しい意識の状態である「感覚」が現れるのです。
ローデンは1989年にカリフォルニア州パサデナのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで修士号を、1986年にロサンゼルスのオーティス・パーソンズで学士号を取得しました。彼は過去15年間にわたりカリフォルニア大学ロサンゼルス校、アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、オーティス芸術大学、クレアモント大学院大学、サンタバーバラ大学、カリフォルニア州ロングビーチなど南カリフォルニアの多くの機関で教鞭を執ってきました。また、ハーバード大学、ニューヨーク州立コロンビア大学、シカゴ州立イリノイ大学、南カリフォルニア大学、カリフォルニア芸術大学、サンフランシスコ芸術学院、テキサス大学オースティン校、ヴァージニア州立大学など数多くの大学で講義や客員アーティストを務めています。
現在彼の作品はロサンゼルス郡美術館、サンディエゴ現代美術館、ヘンリー美術館、テキサス大学ブラントン美術館、パームスプリング美術館、ポモナ大学美術館、アテネの国立現代美術館などのパーマネントコレクションに収蔵されています。
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