ステファニー・クエール
Stephanie Quayle
1982年−
ステファニー・クエールは、1982年にアイリッシュ海の中央に浮かぶ島マン島の農家に生まれた芸術家です。英国屈指の芸術大学スレード・スクール・オブ・ファインアートを主席で卒業し、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了。現在は自然に囲まれたマン島とロンドンのアトリエとを拠点に活動しています。動物など具象的な大規模彫刻作品を得意とするクエールは、じっくりとスケッチしたデッサンをもとに、鋼鉄の骨組みにダイナミズムとエネルギーを注ぎ込みながら粘土を塗りつけて制作を進めていきます。
田舎の農場に暮らし、制作の傍らで農作業を行うことがインスピレーションの源ともなり、作品には家畜と野生動物と人間との関係性に関心を寄せ、観る者に自分たち自身の動物性や、自分たちも自然の一部であることを感じて欲しいとの願いが込められています。各国の著名美術館やギャラリーでの展覧会の開催も多く、日本でも直近で2019年に個展が開催されています。また2016年には銀座のエルメスのショーウィンドウをクエールの作品が飾りました。
▼公式サイトはこちらから
http://www.stephaniequayle.co.uk/index.html