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ARTIST/ART

スペンサー・スウィーニー
Spencer Sweeney
1973年―

スペンサー・スウィーニーはフィラデルフィア生まれ、ニューヨークを拠点に活動するアーティストです。2006年にホイットニー美術館で開催されたバイアニュアル展「Day for Night」や、2008年にPS1現代アートセンターで開催されたグループ展「That Was Then… This is Now」に参加し、現代アーティストとしての地位を確かなものとしました。

1997年にペンシルベニア美術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移ったスウィーニーは、ビジュアル活動の傍らにナイトクラブ「Santos Party House」の設立に携わり、DJとしても活躍しました。また、ニューヨーク出身のオルタナティブロックバンドGang Gang Danceのリジー・ブガツォスと共にノイズアートグループ「Actress」を設立し、そのドラマーとして1999年にMoMA PS1で開催された「Criss Cross: Some Young New Yorkers III」などギャラリーや美術館のイベントで演奏しています。

彼の作品は カートゥーンのような明るいイメージのコラージュ・ペインティングからエンターテインメント業界での経歴を生かしたマルチメディア・インスタレーションまで幅広く、見る者に没入感のあるレジャー体験を提供します。2015年には 映画や文学、音楽、ニューヨークのナイトライフ、現代アートなど様々な分野からのインスピレーションやアーティストとの対談を含む500ページに及ぶ本を出版しました。近年では『availablism』(手元にある材料でアートを作ることを指す、パフォーマンスアーティストのケンブラ・プファーラーによる造語)の精神を呼び起こし続け、魅力的な心理的直接的イメージと創造プロセスそのものに関する流動的で多層な考察を織り交ぜた作品を発表しています。

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