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ARTIST/ART

テオ・ファン・ドゥースブルフ
Theo Van Doesburg
1883年-1931年

テオ・ファン・ドゥースブルフはオランダのアーティスト兼デザイナーであり 美術評論家としても活躍した、モダンアートやモダン建築界における重要な人物です。ドゥースブルフはピエト・モンドリアンらと共に「デ・ステイル」(垂直と水平という厳密な幾何学をベースにしたスタイルを押し進め、規律的な様式に沿った建築や抽象絵画を重視したグループ)を結成し、また同名の芸術雑誌を創刊しました。「デ・ステイル」は国境や芸術の分野を越えた活動を行いました。
ドゥースブルフは、芸術と社会、産業、科学の融合を目指していました。

「私が実現しようとしているのは   私の精神的ビジョンに完全に一致する 普遍的な形です」

ドゥースブルフは1883年オランダのユトレヒトに生まれました。初めは自然主義からポスト印象派のスタイルをとっていましたが、1915年にモンドリアンの絵を見たことを機に作品が一変します。1920年代初頭 彼はワイマールのバウハウスと交流し、講師にはなれませんでしたが自身の思想をバウハウスに浸透させることに成功しました。彼はバウハウスのメンバーだけでなく 構成主義のアーティストやダダイストのメンバーに「デ・ステイル」理論を提示し、ヨーロッパ中を旅しました。
その後ドゥースブルフはジャン・アルプ(ハンス・アルプ)や妻ゾフィー・トイバー=アルプ(画家で彫刻家、テキスタイルデザイナー)と協力し アール・コンクレ (Art Concret)グループを設立し、フランスのムードンに自分の家を設計しました。

ドゥースブルフは1931年、スイスのダボスで亡くなりました。
現在彼の作品は ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ロンドンのテート・ギャラリー、故郷ユトレヒトの中央美術館などのコレクションに収蔵されています。

▼テオ・ファン・ドゥースブルフ スタジオハウスの公式サイトはこちらから
https://vandoesburghuis.com/

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