トニー・クラッグ
Tony Cragg
1949年-
トニー・クラッグは プラスチックやガラス繊維、ブロンズやケブラー(芳香族ポリアミド系樹脂)など、型破りな素材の探求で知られる最も著名なイギリスの現代彫刻家の一人です。クラッグの彫刻は『Point of View (2004)』に見られるように、動きを凍結した瞬間を具現化した結果、旋回する抽象的形態を得たのです。
「非常に自由な可能性を感じ、1977年から新しい形でプラスチックのかけらを使い始めました」彼はこのように振り返っています。
「当時それは ほとんどくだらないジェスチャーのようなものでしたが、ランドアートやミニマリズムやらそういったものへの敬虔さに対して、少し狙っていたのです」
1949年4月9日イギリス、リヴァプールに生まれたクラッグは the Naitonal Rubber Producers Research Associationの研究技術者として働いたのちドイツのヴッパータールに移りました。クラッグはデュッセルドルフ美術アカデミーの講師として1988年にターナー賞を、2002年には大英帝国最優秀勲章を授与されました。彼の作品は、ニューヨーク近代美術館、ロンドンのテートギャラリー、ワシントン・ナショナル・ギャラリーなどにコレクション収蔵されています。また、日本では東京ミッドタウンに彫刻作品が設置されています。
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https://www.tony-cragg.com/