トム・オッターネス
Tom Otterness
1952年-
トム・オッターネスは可愛らしい漫画のキャラクターのような親しみやすい彫刻作品で知られるアメリカ人アーティストです。
彼の作品はニューヨークのフォーティーセカンドストリートの遊び場やニューヨーク地下鉄の駅をはじめ、世界中の公園や広場、図書館や博物館など様々な公共の場に設置されています。彼の作品は漫画的で陽気なだけではなく、性別や階級、お金や人種問題を仄めかし 政治的含みを持っています。
「それは単純な言語であり、漫画の言語であり、スマイリーです」
「人々は理解できない言語に夢中になることはありません」
オッターネスは1952年カンザス州ウィチタに生まれました。アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク(The Art Students League of New York)で学び、その後 ホイットニー美術館の独立研究プログラムで学びました。
2004年、長年忘れられていた かつてオッターネスがシェルターから引き取った犬を銃で撃ち殺すシーンを描いた作品『Shot Dog Film (1977)』のことが、作家でアーティストのゲイリー・インディアナによって世間の意識に戻されました。
彼は現在、ニューヨーク・ブルックリンのスタジオを拠点に活躍しています。
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http://www.tomostudio.com/