ピエール・ジャンヌレ
Pierre Jeanneret
1896年−1967年
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ピエール・ジャンヌレは、1896年スイス・ジュネーヴ生まれの建築家です。1951年、従兄弟であるル・コルビュジェらとともに「インド・チャンディーガル都市計画」に携わり、建物だけでなく都市空間や家具からマンホールに至るまで総合的なデザインを手がけ、インドの近代建築の発展に大きく貢献したことで知られています。
その洗練された近代的なデザイン性とインドの工芸的アプローチの融合から、チャンディーガルシリーズの家具はデザイン史において高く評価される名シリーズとなりました。家具の数々は世界の名だたる博物館でコレクションされると同時に、近年はその貴重性や希少性からビンテージ市場でも注目を集めており、オークションでは高値で取引されています。