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ARTIST/ART

ピュア・イーヴィル
Pure Evil
1968年-

ピュア・イーヴィル(本名チャールズ・ウゼル・エドワーズ)は 彼のトレードマークであるバニーヴァンパイアや 様々なポップカルチャーのアイコンたちに象徴的なティアドロップをプラスした作品で知られるグラフィティアーティストです。
彼はルネサンス、宗教改革時代のイギリスの代表的人文主義者で『ユートピア』の著者であるトマス=モア卿の子孫であり、父親は画家のジョン・ウゼル・エドワーズ(John Uzzell Edwards)です。画家である父親からの影響も受け、その環境は彼にキュビズムからミニマリスト、ピカソからシャガールまで様々な芸術的影響を与えました。

ピュア・イーヴィルは1968年イギリスのサウス・ウェールズに生まれ、ロンドンでファッションとグラフィックを学んだ後アメリカ西海岸に移住しました。サンフランシスコでアラン・ブラウンが立ち上げたブランドANARCHIC ADJUSTMENT(アナーキック・アジャストメント)で衣料品デザイナー/パターンカッター/グラフィックデザイナーとして働いていました。彼は西海岸のレイブシーンに顔を出し、西海岸のストリートウェアが人気のあった日本にも訪れています。彼はまたサンフランシスコの音楽的組織にも関わり、DJも務め、エレクトロニックミュージックレーベルのレコーディングアーティストでもありました。

ロンドンに戻るとバンクシーの“Santa’s Ghetto”に関わる人々との交流が始まり、グラフィティのプリントを制作し始めます。その後ウェールズのブラックマウンテンの小さな小屋に店を構え、ステンシルとコラージュの制作を開始しました。孤独な環境での内省的な制作期間の後、再びロンドンに戻り2006年に初の個展を開催しました。ピュア・イーヴィルはこの個展の成功により2007年にはロンドンのイーストエンド、ショーディッチに自身のギャラリーを構え、若手アーティストのサポートなども積極的に行っています。

アメリカ西海岸のストリートカルチャーと現代ロンドンのテイストが融合した彼の作品は、伝記的痕跡と西洋文化批評の両方を表現しています。現在 彼の作品は世界中の都市の壁やギャラリーなので見ることが出来ます。

▼公式サイトはこちらから
https://www.pureevilgallery.com/

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