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ARTIST/ART

フェリックス・ズィエム
Felix Ziem
1821年―1911年

フェリックス・ズィエムは ヴェネツィアやイスタンブール(コンスタンティノープル)の水路など、光に満ちた描写で知られるフランスの画家です。彼の作品はバルビゾン派の画家やジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの絵と比較されることが多くあります。

ズィエムは1821年フランスのボーヌに生まれました。ディジョンのエコール・デ・ボザールで建築を学んだ後、1839年にマルセイユに移り、画家のアドルフ・モンティセリに師事しました。その後1841年にイタリアを旅し、ヴェネツィアの街に恋をしたズィエムは画家としての道を進むことを決意します。1849年以降ズィエムはサロン・ド・パリの常連となり、その後の数十年間で作品から大きな富を得ました。1857年から58年にかけ一年間オスマン帝国とエジプトを旅した後には、オリエンタリズムをテーマにした作品を制作するようになりました。

ズィエムは1911年パリで亡くなりました。

現在彼の作品は、パリのルーヴル美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー、ニューヨークのメトロポリタン美術館などに収蔵されています。

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