フランク・ステラ
Frank Stella
1936年 -
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フランク・ステラは、ミニマル・アートの第一人者として知られる、アメリカのマサチューセッツ州モールデン生まれの画家です。彼の作品は、徹底したミニマリズム「最小限主義」が特長。初期の作品ではストライプによる作品などを制作し、無駄な装飾を一切排除した究極のシンプルさを求めました。この作風は、後世のアートにも多大な影響を与え、1960年代にアメリカで全盛期を迎えた後も、現在まで受け継がれています。
80年代以降大きく作風を変え、さまざまな色彩を施し巨大な立体的作品も手掛けました。日本国内では、川村記念美術館にステラ作品の世界的なコレクションで収蔵されています。代表作は、「ゲッティ廟」「グラン・カイロ」など。